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手術|大阪市城東区今福東の眼科・皮膚科【みらい眼科皮フ科クリニック】

手術

Surgery

手術|大阪市城東区今福東の眼科・皮膚科【みらい眼科皮フ科クリニック】

手術

Surgery

使用する麻酔

当院では、患者さんの不安感や恐怖心を極力取り除くために、ほぼ全例で低濃度笑気ガス麻酔を使用します。むろん、全身的な問題や、アレルギー等がある場合には使用いたしません。そののちに、疾患・手術予想時間に応じて点眼麻酔・前房麻酔・テノン嚢下麻酔・球後麻酔を行います。特に怖くて手術を受けることを避けているかた、ぜひ当院にご相談ください。

日帰り白内障手術

白内障とは
白内障とは眼の瞳孔(虹彩)の後方にある水晶体が濁ってくることで、進行すると、かすみ・まぶしさ・視力低下などの症状を訴えるようになります。手術はその症状が生じた場合に行います。
治療について
白内障は老化と共に進行し、薬で治ることはなく、良くするには手術が必要になります。通常、当院では片目ずつ手術を行いますが、両眼同時手術も可能です。

手術方法について

  1. 手術の方法としては、水晶体を包む袋を残して濁った水晶体を摘出し、その代わりに袋の中に眼内レンズに入れる方法で行います。
  2. 手術は100%確実なものとはいえず、約0.5%で合併症が起こることがあり、場合により視力が下がることがありえます。チン氏帯脆弱などにより硝子体手術が必要になることがあります。
  3. 視力に影響を及ぼす合併症として、眼内炎(2000例に1例)、駆逐性出血(20000例に1例)、水疱性角膜症などがあります。また後嚢破損、水晶体核落下、度数ずれなどがあります。
  4. 手術は局所麻酔で行い、所要時間は約5分~10分程度ですが、濁りの程度、眼の形、大きさによって異なります。
  5. 駆逐性出血とは眼内に大出血をおこすもので、この場合は速やかに創を閉鎖し手術を終了します。眼内炎とは、眼内に細菌感染が生じることでこの場合前房洗浄、硝子体手術が必要になります。眼内レンズを縫着あるいは強膜内固定する場合、2回以上に分けて手術を行う場合があります。
術後について
白内障のほかに眼の病気(緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性など)がなければ良好な視力回復が期待できます。また、水晶体は黄色く濁ってくるので、術後少し青みがかって見え、色の感じが変わってしまいます。術後に白目(結膜)の下に血が残り赤くなることがありますが、1~2週間で消失します。視力に影響はありません。
眼鏡
水晶体混濁を除去し、術前に測定した眼内レンズを挿入します。一般的には術後遠方又は近方の眼鏡が必要になります。
術後通院および術後後嚢混濁
術後1ヶ月は点眼が必要で本院または他院に通院が必要です。また、術後、数ヶ月から数年経ってから水晶体嚢が混濁してきて視力低下を起こす場合があります。これを後発白内障といい、この場合はその混濁を外来のレーザー治療で除去します。視力低下を感じたら外来受診をしてください。

詳しくは以下の手術専門サイトも御覧ください。

日帰り硝子体手術

硝子体(しょうしたい)は、水晶体より奥にある眼球の大半を占める、卵白にも似た透明な組織であり、眼球の形状を保ち、中に入る光を屈折させる役目をしています。硝子体がさまざまな原因で網膜を引っ張ったり、炎症を持続させたり、濁ったり、出血することによって目の障害を引き起こします。
この硝子体内に起こった疾患を治療する目的で、眼内の出血や濁りなどを硝子体と一緒に取り除く手術が網膜硝子体手術です。硝子体を切除するには、まず黒目から約4mmの白目の部分に3か所の小さな穴を開けます。その穴から細い器具を眼内に挿入し、眼の中の出血や濁りを硝子体と共に取り除き、網膜にできた増殖膜や網膜裂孔を治し、網膜の機能を回復させます。現在では手術機械の発達や手術技術の進歩により、安全に行えるようになりました。 硝子体手術の適応になる疾患には、黄斑前膜、黄斑円孔、硝子体出血、糖尿病網膜症、黄斑浮腫、眼内レンズ偏位、網膜剥離などがあります。

硝子体手術の方法

  1. 手術時間は約30-60分前後で、局所麻酔で行います。
  2. 眼球に3カ所創を作成し、1カ所より眼内灌流液を入れ他の2カ所よりライトと硝子体を除去するカッターを入れ手術を行います。レーザー・眼内鉗子なども同じ創を使用します。
  3. 白内障(水晶体の混濁)がなくても、眼底治療のために白内障の手術を同時に行う場合があり、通常眼内レンズを挿入しますが眼底の状態で挿入しない場合もあります。
  4. 治療のために手術中に眼内に空気やガスを入れることがあります。その場合、術後に下向きが必要になる場合があります。
  5. 術後出血を起こして、眼内洗浄もしくは再手術が必要なこともあります。
  6. 術後に起こり得るいろいろな合併症に対して、その都度、何らかの処置もしくは手術が必要になることもあります。

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日帰り緑内障手術

緑内障とは
古典的には眼圧が高いことによって、目の神経(視神経)が障害され、視野が欠けていく病気です。正式には緑内障性視神経症といい、日本における失明原因の1位を占める病気です。
緑内障病型
正常眼圧緑内障・開放隅角緑内障(偽落屑症候群・続発性緑内障の一部・ステロイド緑内障を含む)・閉塞隅角緑内障(緑内障発作・続発性緑内障の一部を含む)に分類されます。
治療原則
どのタイプの緑内障であれ、エビデンスが唯一ある治療法は眼圧を下げることです。点眼によって眼圧を下げることが主たる治療となりますが、眼圧が十分にさがらない、下がっているが視野の悪化が止まらない場合には、さらに眼圧をさげるため、外科的治療が必要になります。この外科的治療にも段階があり、流出路再建術(繊維柱帯切開術)と濾過手術(繊維柱帯切除術)、さらには緑内障治療用インプラント挿入術があげられます。当院では、原則、もっとも術後合併症の頻度が少ない流出路再建術(繊維柱帯切開術)を主に行い、それでも効果不十分であれば他の手術を検討いたします(その場合は後送施設に紹介となります)。わかりやすく言うと、繊維柱帯は台所の生ごみネット、シュレム管はそのあとの排水管です。繊維柱帯切開は、排水管の入口である、生ごみネットを切ることによって、通りやすくすると思ってください。

手術の方法

  1. 手術時間は約30-60分前後で、局所麻酔で行います。
  2. 角膜に3~4カ所創を作成し、1カ所より繊維柱帯切開用のナイロン糸を入れます。繊維柱帯の一部を切開し、そこからシュレム管内に糸をぐるりと入れていきます。300~360度(全周)に糸が回ってから、糸の両端をひっぱることにより、繊維柱帯が切開されます。この際、組織が切られるので、当然出血を起こします。
  3. 白内障(水晶体の混濁)がなくても、緑内障治療のために白内障の手術を同時に行う場合があり、通常眼内レンズを挿入します。
  4. 術後出血は程度の差こそあれ、必発です。通常2週間以内に引きますが、1か月以上たってもひかない、もしくは術後高眼圧を逆に引き起こした場合には、眼内洗浄が必要になることもあります。
  5. そのほかの合併症として、眼内炎(2000例に1例)、駆逐性出血(20000例に1例)、水疱性角膜症などがあります。術後に起こり得るいろいろな合併症に対して、その都度、何らかの処置もしくは手術が必要になることもあります。

視力予後

一般に緑内障の手術は眼圧を下げるためであり、視力を改善させる目的はありません。これ以上の緑内障による視力・視野障害を予防するために行うものです。またこの手術で残念ながら眼圧が下がらない方も10%程度おられますし、下がったとしても時間経過とともにまた上がってくる方もおられます。正直、緑内障は点眼治療のみで、進行予防できるのがベストです。しかしながら、手術にまで至った場合には、もっと厳密に眼圧コントロールを行うことが必要で、それは我々眼科医のみならず、患者さんの理解と努力も必要になります。

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日帰り斜視手術

原因について

両眼の眼の筋肉のバランスが悪くなり、両眼の視線が合わなくなるために起こります。このためにものが2重に見えたり、眼精疲労がおきたりします。

治療について
眼の筋肉をずらすという手術しかありません。放置しても、自然に治ることはほとんどありません。

手術方法について

眼の筋肉の周りに局所麻酔を行い、小さなハサミで白目の表面にある薄い結膜を切開し、その下にある眼の筋肉を縫縮するか、後方に下げるかします。その後結膜を細い糸で縫合し、眼帯を貼って終了します。出血はあまりありませんし、手術後の腫れも軽度ですみます。手術時間は30分程度です。

手術中に関して

斜視手術は技術的には簡単ですが、術中、筋肉を操作している時は麻酔が効いていても痛みを伴うことがあります。痛みの程度には個人差があり、すごく痛い人から全く平気な人まで様々です。術中痛くなくても、術後病室に戻ってから痛みが生じてくる事もあります。手術中はできるだけリラックスして執刀医の言うことを聞いてください。術中、開瞼器という機械をつかって目を開けますが、ギュッとつむると術後まぶたが腫れてしまいます。また、緊張しすぎて私たちが「右を見てください」「左を見てください」と申し上げても目が動かない患者さんは私たちが手術しやすいように糸で引っ張らなくてはなりません。そうしますと痛く感じますし、操作もしにくくなります。ですから緊張はすると思いますが、落ち着いてリラックスして臨んでください。

手術後に関して

手術日・手術翌日は眼帯をしていますが、2日後にはとります。眼帯をはずしてすぐは物がふたつに見える可能性があります。徐々におさまってくることもありますし、再手術が必要なこともあります。それは医師が診察して判断致します。私たちは目の位置がまっすぐ向くよう筋肉を何ミリ移動させるか計算しています。しかし、予想に反して術後目の位置が大きくずれることがまれにあります。その場合、再手術が必要なこともあります。
術後、眼は出血のため赤くなり、赤みは約2~3週間続きます。傷口は1週間くらいで落ち着きます。コンタクトレンズは1週間くらいから装用可能です。しかし、赤みが気になる方は目の赤みがひいてから装用してください。顔を洗うのは翌日の診察後から構いません。退院後はお風呂もOKです。シャンプーも構いません。プールや温泉などあまり清潔でないところは術後1か月はやめてください。ご自分が手術をしたと意識して、不潔にならないよう注意しましょう。ごみが入った時、不潔になった時は抗菌薬の点眼をして下さい。術後の目薬は最後までさし切ってやめてください。

眼球運動リハビリテーションのすすめ

目が痛いからとそっと閉じていても良い事はありません。眼球運動トレーニングでしっかり目を動かして下さい。退院後は晩ご飯の後など時間を決めて一日一回はするようにして下さい。特に術後1週間が大切で、術後1か月を目安に続けて下さい。

副作用について

大部分の患者さんでうまくいきますが、中には効き過ぎて物が2重に見える患者さんもおられます。この場合は、徐々に時間とともに改善しますが、長引く場合はプリズム眼鏡や、再手術を行なうことがあります。

日帰り眼瞼手術

原因について

眼瞼下垂は、うわまぶたを吊り上げている筋肉が薄く伸びることにより、充分吊り上げることができなくなるために、まぶたが下がる状態です。また、皮膚弛緩は、年齢のためにまぶたの皮フの張りがなくなり、余った状態になるために起こります。

治療について

治療法としては、様子をみるか、筋肉をぬいちぢめるか、たるんだ皮フを切ってしまうしか、方法がありません。もちろん、手術しなければいけないというものではありません。まぶたがさがり、皮フがたれさがり、ひとみ(瞳孔)にかかっているようであれば、それは見えにくいので、手術の絶対適応といえます。

手術方法について

手術の方法としては、まぶたに局所麻酔を行い、メスで皮フをきります。皮フが余っているだけであれば、切ったあとの皮フを縫い合わせて手術は終了です。血が多少でますので、止血しながらになりますから片方のまぶたに約20分かかります。また、筋肉が薄い場合には筋肉をぬいちぢめるひと手間がいりますので、片方のまぶたに約30分かかります。抜糸は術後10日ほど行います。

副作用について

大部分の患者さんでうまくいきますが、中には一時的に効き過ぎて眼が閉じにくくなり、薄目を開いたように見える患者さんもおられます。この場合は、ほとんど時間とともに改善しますので、心配はありません。逆に効果があまりみられないこともありますが、この場合は日を変えて再度同じ手術を行ないます。

詳しくは以下の手術専門サイトも御覧ください。