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「産経新聞に記事掲載第3回」大阪市今福鶴見にある眼科・皮フ科 みらい眼科皮フ科クリニック

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「産経新聞に記事掲載第3回」大阪市今福鶴見にある眼科・皮フ科 みらい眼科皮フ科クリニック

院長Blog-078 産経新聞に記事が掲載されました 第3回

医療法人正秋会 理事長 石川裕人です。

 

今回、産経新聞に記事が掲載されましたのでご報告いたします。

240525_みらい眼科様_第3回

上記から実際の記事が読めますが内容は下にも転載しておきます。

 

カラダの相談室 第3回 

「白内障」

医療法人 正秋会 今福鶴見 みらい眼科皮フ科クリニック

理事長 石川裕人さん

 

白内障は年をとるにつれ誰しもが、まぶしかったり、かすんだりする目の病気です。がまんしていても元には戻りません。根本的に治すには眼内レンズを挿入する手術です。レンズも単焦点と多焦点のレンズがあり、眼科医とよく相談してください。

  

多くは加齢で水晶体の濁り

根本的には眼内レンズ手術

  

Q 目がかすみ、まぶしく、眼科を受診したら白内障でした。どのような病気で、治療の時期や方法は。

A 白内障はカメラのレンズ部分にあたる水晶体が濁る病気で、ほとんどの人が年をとるにつれ、見え方に影響していきます。これは加齢性白内障で、病気ではありません。早い人では40代から始まっています。加齢性以外では糖尿病やアトピー性皮膚炎、ぶどう膜炎などの疾患、紫外線、ステロイド、目の外傷などもあります。

点眼薬や内服薬での進行抑制は、ほぼ不可能で白濁した水晶体は元には戻りません。根本的に治すには手術です。手術では白濁した水晶体を超音波で粉砕し摘出した後、眼内レンズを挿入します。

治療開始の時期は、端的に言えば、「患者さんが望む時」です。ただ、それでは解決にはなりません。白内障は患者さんそれぞれによって、手術の時期は当然変わります。例えば、アクティブな人で車の運転やゴルフなどで「見えづらい」のであれば、手術しても良いと思います。テレビが「見える」と感じていれば、手術はしなくても良いかもしれません。

ただし、白内障が悪化してしまうと手術は難しくなります。視力検査でメガネをかけても0・7以下であれば、手術をしたほうが良い場合もあります。

「白内障手術時期自己判断テスト」です。①目がかすむ、見えにくいので不自由②老眼鏡でも活字が読みにくい③テレビの字幕などが見えない④離れた人の顔がよく分からない⑤距離感がなく転倒も多く、階段が不安⑥左右の視力に差がある⑦見えにくいため運転が不安。自動車免許更新ができない⑧メガネでの矯正ができない⑨天気の良い日はまぶしくて困る⑩視力が回復するなら、手術を受けたい。

10項目の内該当が3項目以内であれば、現在のところ手術の必要はありませんが、定期的に検査をしてください。4~6項目では視力低下の兆候があります。メガネをかけている人は自分に合った度数に調整してください。7~10項目では、かなり視機能が低下。視力検査を受けて、視力が明らかに低下しているならば、手術を積極的に考えてください。がまんしていても白内障は治ることはありません。

手術で用いる眼内レンズには、単焦点と多焦点のレンズがあります。単焦点レンズとは、「遠く」「近く」のどちらか1点だけにピントがあうように設計されています。そのため、遠くや近くを見るときのどちらか、もしくは両方にメガネが必要になることがあります。この手術は健康保険適用です。

一方、多焦点レンズとは、単焦点に比べると、遠くも近くもピントが合い、見えやすくなります。細かい作業などは必要に応じてメガネを一緒に使うことでもっと快適に行えます。

単焦点との一番の違いは、性能はもちろんですが、その費用です。厚労省が認可する多焦点眼内レンズに関しては同省が定める「選定療養」になり、健康保険適用による白内障手術費に多焦点眼内レンズ代を上乗せする形で患者さんに請求することになります。(次回は近視の屈折矯正)

 

【略歴】いしかわ・ひろと 2006年兵庫医科大学大学院医学研究科(外科系眼科学)修了、医学博士。同大学眼科学講師。米国南フロリダ大学医学部などを経て21年2月医療法人正秋会みらい眼科皮フ科クリニック 管理医師。同年4月から兵庫医科大学非常勤講師。日本眼科学会眼科専門医。

☆医療法人正秋会 今福鶴見 みらい眼科皮フ科クリニック 大阪市城東区今福東1の14の11 鶴見メディカルビル6階。℡06・6934・1146

 

240525_みらい眼科様_第3回目がすこしでもおかしいな?という時は最寄りの眼科にご相談ください。

病気は、眼科にかかわらず、早期発見早期治療がいい結果につながります。

医療法人正秋会 理事長 石川裕人

大阪市城東区今福鶴見 みらい眼科皮フ科クリニック

守口市 川口眼科醫院

 

当記事は石川の個人的見解であり、絶対に紹介した記事や論文等が正しいというわけではございません。

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