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「大黒伸行のぶどう膜炎気まぐれ日記 第8回」大阪市今福鶴見にある眼科・皮フ科 みらい眼科皮フ科クリニック

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「大黒伸行のぶどう膜炎気まぐれ日記 第8回」大阪市今福鶴見にある眼科・皮フ科 みらい眼科皮フ科クリニック

大黒伸行のぶどう膜炎気まぐれ日記 ~思いつくままに~ 第8回 感染症によるぶどう膜炎

皆さんこんにちは。みらい眼科で毎月第1金曜日の午後に「ぶどう膜炎外来」を担当している大黒です。

 

回:感染症によるぶどう膜炎(1)

 

「炎症」を説明するのに、前回は怪我を例に挙げました。怪我に良く似たものに手術があります。手術も体に傷をつけるのですから、1種の怪我です。ですから、手術の後には必ず炎症が出ます。歯を抜いたら、しばらく歯茎が腫れて、痛みが続きますよね。炎症が起こっているからです。

怪我(手術)のほかには、感染症があります。ウイルスや細菌が体の中に侵入して来たら白血球が病巣部位に集まってきて侵入した微生物を排除しようとします。目の中に微生物が侵入してきた時も同じです。しかし、白血球と微生物との闘いは時に壮絶なものになります。白血球は微生物をやっつけようとしていろいろな化学物質を放出しますし、微生物は毒素をまき散らします。結果として周りの組織は障害され機能低下を引き起こします。

他には、有害な化学物質や体の中に蓄積された過剰な物質なども炎症の原因となります。例えば、塩酸が皮膚についたら皮膚がただれるし、アルコールを過剰摂取すれば食道や胃で炎症が起きます。糖、尿酸、コレステロールなども血中で過剰にあれば炎症の原因になります。最近では、糖尿病の合併症や動脈硬化はこういう過剰物質により引き起こされた炎症が原因と考えられています。それ以外にも、何らかの誘因で(例えば大きなストレス)、普段は細胞の中にある物質が細胞外に放出されて、これを白血球が異物と勘違いして攻撃を始める(免疫の暴走)ということで炎症が起こることもあります。

このように炎症を引き起こす原因は様々です。ですから、炎症をうまくコントロールするためには、原因ごとの対処が必要になってきます。次回からは目の炎症(ぶどう膜炎)の2大原因、「感染」と「免疫の暴走」に対する治療についてお話します。

 

 

眼科 大黒伸行(おおぐろ のぶゆき)

 

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