年を重ねると筋力や体力が衰えてくる事と同じ様に、目にも老化現象が現れてきます。老眼は目の老化現象の代表的な症状ですが、老眼以外にも緑内障や白内障、網膜疾患など様々な病気にかかりやすくなってきます。
目の病気は、体の症状と違い、少し自覚症状が少ないため、何らかの異常を感じた時は、すでに病気が進行していることが多く見受けられます。また、普段から両目で物を見ているため、片方の眼に異常があっても、もう片方の眼がそれを補ってしまい、重篤な病気にも気づきにくいことがあります。特に、進行性の病気や網膜の病気は、発見が遅れると治療方法が限られてしまうケースもありますので注意が必要です。
年齢とともに、眼にも様々な老化現象が現れてきますので、40歳を過ぎた方や長期に渡って眼科を受診したことがない方は、半年~1年に1回は眼の検診を受けることをお勧めします。
当院のアイドックは、視力検査・他覚的屈折検査(近視・遠視・乱視)・角膜曲率半径(角膜のゆがみ)・角膜内皮細胞検査・アムスラーチャート(ゆがんで見えるかの検査)・眼圧検査(目の硬さ)・フレアー検査(目の中の炎症があるかどうか)・無散瞳眼底写真・眼底三次元画像解析(黄斑・緑内障)・細隙灯検査・精密眼底検査の11検査を含みます。散瞳は必要ありませんので、お車で来院していただき、アイドックを受けて頂くことが可能です。
何か異常があった場合には、後日当院又はお近くの眼科で保険診療にて再検査をうけてください。