内服治療
Internal use treatment
内服治療
Internal use treatment
Internal use treatment
ばい菌がまぶたの油が出る腺(マイボーム腺)に感染して炎症をおこした状態をいいます。急性期は赤く腫れあがりかなり痛みを伴います。この状態での治療は抗菌薬の点眼や軟膏をおこない、重度の場合には抗菌薬の内服をお出しすることもあります。
ヘルペスウィルスにより、まぶたや角膜が炎症をおこした状態です。通常抗ヘルペス薬の軟膏を使いますが、重症例には抗ヘルペスの内服をお出しすることもあります。
眼圧が非常に高い時(30mmHgぐらいを目安として)、既存の点眼治療に加え、炭酸脱水酵素阻害剤(いわゆる利尿剤)を処方する場合があります。ただ、このような状態はかなり危険な状態ですので、通常は手術など観血的治療までのつなぎと考えましょう。
なんらかの原因で目に炎症を起こす状態です。軽度であれば点眼治療でコントロール可能ですが、重症例になるとステロイドや免疫抑制剤の内服加療が必要です。当院では、ブドウ膜炎の診療も行っており、ステロイド、シクロスポリン、メソトレキセートなどの内服加療も可能です。しかし、内服加療ができるかは、病状によりますので院長に相談ください。特に原田病に関しては、入院してステロイドパルス療法という点滴加療が一般的ではありますが、ステロイド内服とシクロスポリン内服の併用と同等であるといったエビデンスが最近出ており、当院でも積極的に内服加療を行います。ただし、ステロイドや免疫抑制剤の内服には、厳重な副作用管理が必要です。よって、当院ではこれらの内服加療をする際は、ほぼ毎回採血が必要になります。
視神経炎は脳から目につながっている視神経に炎症を起こす状態です。重症例であれば、入院してステロイドパルス療法が必要ですが、軽症例や視神経乳頭炎といったタイプでは、局所治療と内服治療が可能な場合があります。