自費診療について
Own expense practice
自費診療について
Own expense practice
Own expense practice
アイドックとは目の精密検査のことで、人間ドック同様自費診療になります。
年を重ねると筋力や体力が衰えてくる事と同じ様に、目にも老化現象が現れてきます。老眼は目の老化現象の代表的な症状ですが、老眼以外にも緑内障や白内障、網膜疾患など様々な病気にかかりやすくなってきます。
目の病気は、体の症状と違い、少し自覚症状が少ないため、何らかの異常を感じた時は、すでに病気が進行していることが多く見受けられます。また、普段から両目で物を見ているため、片方の眼に異常があっても、もう片方の眼がそれを補ってしまい、重篤な病気にも気づきにくいことがあります。特に、進行性の病気や網膜の病気は、発見が遅れると治療方法が限られてしまうケースもありますので注意が必要です。
年齢とともに、眼にも様々な老化現象が現れてきますので、40歳を過ぎた方や長期に渡って眼科を受診したことがない方は、半年~1年に1回は眼の検診を受けることをお勧めします。
当院のアイドックは、視力検査・歪視(ゆがんで見えるかの検査)・コントラスト感度・他覚的屈折検査(近視・遠視・乱視)・角膜曲率半径(角膜のゆがみ)・角膜内皮細胞検査・眼圧検査・フレアー検査(目の中の炎症があるかどうか)・無散瞳広角眼底写真・眼底三次元画像解析・細隙灯検査・精密眼底検査の12検査を含みます。散瞳は必要ありませんので、お車で来院していただき、アイドックを受けて頂くことが可能です。
何か異常があった場合には、後日当院又はお近くの眼科で保険診療にて再検査をうけてください。
検査時間:30分
料金:10,000円(税込)
手術なしで視力回復「オルソケラトロジー」
就寝前に、特殊なカーブが施されたレンズを装着することで、寝ている間に角膜を正常な状態に整える近視矯正治療です。このため日中は、通常のコンタクトレンズやメガネを使わず、裸眼で過ごすことができます。手術の必要性がなく、眼科専門医のもとで安全に視力を矯正できるのが魅力です。オルソケラトロジーは自由診療になります。
寝るときに装着し、寝ている間に角膜を矯正します。
矯正をしている時間が長ければ長いほど、裸眼にしたときに持続力が違います。
(不規則な生活の方では効果が乏しい場合があります)
レーシックなどのように手術をすることはありません。ただし、個人差はあります。
症状によってできる・できないがありますので一度ご相談ください。
※2年目以降の定期健診1回目のお支払いになります。年に1回のみのお支払いで年間5-6回の定期健診が可能です。
※ケア用品代やレンズ更新代は別途費用がかかります。
コレクトケア(120ml) 1本 1,650円
コレクトジェルケア(15g) 1本 1,100円
眼潤(12ml) 1本 880円
セーフティーキャッチ 1枚 1,100円
6ヶ月以内 片眼につき1回無料
12ヶ月以内 片眼につき1回無料
1枚につき41,800円
治療開始後3ヶ月以内に限り
返金いたします
※レンズは医院にご返却いただきます。レンズを紛失したり破損したりしている場合は返金できない場合がございます。
ICL(アイシーエル)は、小さなレンズを目の中に移植(インプラント)して近視や乱視を矯正し、裸眼視力を回復させる新しい視力矯正手術です。レンズを黒目(虹彩)の裏側の後房と呼ぶ位置に固定するので「有水晶体眼内レンズ」といいます。
ICL(アイシーエル)の特徴は、適応範囲が広くレーシックでは適応外となる強度近視の方や角膜が薄い方にも適応が可能なこと、視力矯正の精度が高くハードコンタクトレンズと比べても見え方に遜色がなく手術後の満足度が高いこと、など。またいったん移植(インプラント)したレンズは取り出して元の状態に戻すことも可能です。(レンズを挿入するために角膜に傷をつけるため、乱視が発生しますから、完全にもとに戻るわけではありませんが、レーシックのように角膜を削る屈折矯正手術とは違い、9割がたもとに戻せるといえます。)
ICL(アイシーエル)自体は、20年以上の歴史があり、現在ではヨーロッパ諸国、アメリカ、韓国、中国など世界各国で薬事承認されています。日本でも国内治験の結果からICL(アイシーエル)の有効性と安全性が認められ、高度管理医療機器「有水晶体後房レンズ」として2010年には近視矯正用レンズが、2011年には乱視矯正も行えるトーリックレンズが厚生労働省から承認を受け、2014年には光学部中央に小さな孔の空いた新しいデザインのレンズが承認を受けています。
メガネやコンタクトレンズの煩わしさから解放されたい方、裸眼で思いっきりスポーツを楽しみたい方、レーシックで角膜を削ってしまうことに抵抗がある方などにおすすめです。
一般に目の中の水晶体に近い位置にレンズをおいて矯正を行うので矯正精度が高く、ハードコンタクトレンズと比べても遜色のない鮮やかな見え方が得られると云われています。
これまでの調査では手術を受けた方の98%が1.0以上の裸眼視力に回復しており、手術実績は良好です。
近視や乱視が強めの方の場合、レーシックによる視力矯正では術後数年で視力が少し戻ってきてしまう傾向があります。ICLでは、このような視力の戻りが大変少なく、長期的に安定した視力が期待できます。
レーシックではフラップ作成時に知覚神経が切断されるため、一時的にドライアイが生じやすくなります。通常、切断された神経は3カ月程度で元に戻るのですが、もともとドライアイの症状があった場合、レーシックによって症状が悪化することもあるようです。
あるいは、レーシックでは術後に暗い場所で光がにじんで見えたり、コントラスト感度が低下することもあります。
これらは、エキシマレーザーの照射径が暗所で開いた瞳孔のサイズより小さかった場合によく起こるようです。角膜を整形しないICLではこのような視覚障害の出現が少なくなります。
ICLのレンズは大変柔らかい素材でできており、3㎜の切開創から出し入れが可能です。いったん目の中にセットしたレンズは、比較的簡単に取り出すことが可能です。見え方に不満がある場合、あるいはアレルギーなどの問題が出た場合に取り出して元の状態にもどすことができます。度が進んでしまった場合でもレンズを交換し良好な視力を得ることができるのです。ただし、レンズを挿入するための切開創による乱視は発生しますから、完全にもとに戻るわけではありません。しかし、レーシックのように角膜を削る屈折矯正手術とは違い、9割がたもとに戻せるといえます。
このほか、将来白内障になった場合はレンズを取り出して、白内障の治療をします。この際、ICLを受けた方の場合はレンズを取り出せば目が術前の状態に戻るので白内障用眼内レンズの度数決定は通常の計算式で問題なく行えます。
レーシックでは矯正できる度数には上限があります。また角膜が薄い方の場合、レーシック不適応となり、手術を受けること自体ができません。
ICLは角膜を削らずに視力矯正を行うので、角膜が薄い方でも手術を受けることが可能です。また、幅広い度数のレンズをそろえているため、レーシックでは矯正できない強度の近視や乱視の方でも視力矯正を行うことが可能です。
ICLは1997年にヨーロッパでCEマークを取得。
紫外線のダメージが目の奥に蓄積すると眼病の原因になると云われています。ICL(アイシーエル)のレンズには、有害な紫外線(UV)をカットする紫外線線吸収剤が含まれています。紫外線によるダメージを軽減する効果が期待できます。
レンズ挿入のための切開創は3mmと小さく、慣れたドクターであれば20分~30分で両眼の挿入術を完了します。また3mmの切開創は点眼のみで自然治癒するため、通常は縫合する必要もありません。麻酔などを含めた全体でも1時間はかからない手術ですから、目への負担が小さく、早ければ手術した翌日には回復し、視力の変化を実感できます。
ICLのレンズはCollamerという新素材でできています。CollamerはHEMA(水酸化エチルメタクリレート)とコラーゲンを重合させた含水性の柔らかい素材で、目の中に入るとコラーゲンが体内の糖タンパク(フィブロネクチン)と結合し、レンズ表面に膜を形成します。
このためICLのレンズは眼内で異物として認識されにくく、曇ったりせずに、長期にわたってレンズとしての機能を果たすことが可能です。