院長Blog-005 上手な点眼の仕方
みらい眼科皮フ科クリニック院長 石川裕人です.本日は上手な点眼の仕方に関してお話したいと思います.
今日はめぐすりをうまくさすお話です.めぐすりは目の治療の基本です.
入ったかどうか心配だからと何滴もさす方がいらっしゃいますが,1滴で十分めぐすりの効果はでます.
正しい上手なめぐすりのさしかたを身に着けてください.
1.手を洗う
2.天井を見て目の玉の真上にめぐすりが来るように片手でめぐすりを持ちます.
あまり遠くにかかげると手が安定しませんので,めぐすりをもつ手は額にあてる感じでやると安定します.
3.反対の手であっかんべーをして下まぶたを軽くひきさげます.そしたら、めぐすり滴下をはじめてください.1~2滴で十分です.
4.めぐすりをしたあとは,しばらく目頭を押さえて軽く目を閉じましょう.目頭を押さえることで,めぐすりが鼻のほうに流れるのを防ぎます.
5.めぐすりのあと,目の周りにこぼれためぐすりを清潔なティッシュなどでふき取りましょう.めぐすりがついたままだと,皮フがただれたりすることがあります.
6.うまくさすコツは,目をあけるときに口もあけましょう! そうすることで,目も大きくあけることができます.
また、めぐすりが怖いひとは,瞳のどまんなかにいれる必要性はありません.うちがわや白目の部分にめぐすりが入っても十分に効果があります.
7.2種類以上さすときは,5分間以上間隔をあけてください。順番は医師から指示が特になければ,どれからさしてもかまいません.
どうしても上手くめぐすりができない,させない方には,めぐすりをさす補助具もございます.
当院にも置いてありますので,お気軽にお問い合わせください.
院長 石川裕人
大阪市「今福鶴見」にある眼科・皮フ科
みらい眼科皮フ科クリニック
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