院長Blog-013 視能訓練士について
みらい眼科皮フ科クリニック院長 石川裕人です.
今日は視能訓練士(ORT)についてのお話です。
眼科にくると、視力検査をはじめとして、メガネあわせ、眼圧検査、視野検査、網膜断層撮影(OCT)など、たくさんの検査がありますよね。
この検査を専門的にすることができる国家資格が視能訓練士という資格になります。いわば検査のエキスパートです。
当院においても視能訓練士が複数在籍しておりますが、我々眼科医は、この視能訓練士さんがいないとはじまりません。
眼がかゆい! という症状なら目を診察するだけですみますが、
みえにくい! という症状ですと、
★視力が落ちている 遠くが見えないの? 近くが見えないの? 片目だけ?
★視力はおちていないが、かすんで見える
★視野の一部がおかしい、みえにくい
など、色々な訴えがあります。
これらを正確に診断していくには、適切な検査を行っていく必要があるわけです。
この検査を正確に手際よくやってくれるのが視能訓練士さんなんです。
むろん、これらの検査結果を最終的に判断し、診断・治療するのが眼医者の役割になります。
当院では、斜視検査に特化した兵庫医科大学の視能訓練士が月に1度、第4土曜日に手伝いに来てもらっていて、主に斜視術前検査を担当してくれています。
視能訓練士という眼科検査に特化した特殊な資格ですが、こういう資格・職業もあるんだなと頭の片隅に置いていただければ幸いです。
院長 石川裕人
大阪市「今福鶴見」にある眼科・皮フ科
みらい眼科皮フ科クリニック
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