院長Blog-023 当院の自慢したい?設備紹介その1ゴニオスコープ
みらい眼科皮フ科クリニック院長 石川裕人です。
今回は当院の自慢したい?設備を紹介します。
第1段目は大阪ではおそらく2台しか存在していないという(2021年現在)、ニデック社のゴニオスコープになります。
このゴニオスコープは目の中のお水(前房水)の排水溝である繊維柱帯や隅角の状態を自動で全周写真撮影ができる優れものです。
通常はゴニオレンズや3ミラーという接眼レンズを目にピタッとひっつけてぐるぐる回しながら、観察し写真に撮ります。
眼科医にとってはとっても有意義な、楽できる?機械なんですけど、あまり売れてないんですよね。
というのも、機械のお値段がそこそこ高いというのと、隅角検査のお値段が結構安い(3割負担の方で百円ぐらい)というバランスの悪さで、元が取れないってのが一番の理由だと思います。
私はガジェット好き+ぶどう膜炎専門で比較的隅角を見る機会が多いので買ってしまいました!
自分の隅角の状態を知りたいというもの好きな方、いつでもいらっしゃってくださいね。
(写真はニデックHPより転載)
隅角検査は、緑内障やぶどう膜炎の検査です。
勿論、この機械がなくても隅角は見ることはできますので、かかりつけの眼医者さんにご相談ください。
今回は「ゴニオスコープ」についてのお話でした。
目に関して、すこしでもおかしいな?という時は最寄りの眼科にご相談ください。
病気は、眼科にかかわらず、早期発見早期治療がいい結果につながります。
院長 石川裕人
大阪市「今福鶴見」にある眼科・皮フ科
みらい眼科皮フ科クリニック
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