院長Blog-035 5焦点眼内レンズ インテンシティ
みらい眼科皮フ科クリニック院長 石川裕人です。
今日はHanita Lenses社(イスラエル)から2020年に発売され、当院でも採用している世界初の5焦点眼内レンズについてお話します。
インテンシティについては、
- 遠方、遠中、中間、近中、近方の計5つの距離に頂点がある
- 少ない光エネルギーロスによる光配分の最適化
- ハロー・グレアの軽減
- 5焦点によりあらゆる生活をカバーできる
とメーカーさんは謳っています。
今まで当院でも、高額なため数は少ないですが、施行例がございました。
あくまで個人的な意見です、と前置きしておきますが、
5焦点によりあらゆる生活をカバーできるというのは言いすぎかもしれません。
いえ、非常にいいレンズなのですが、やはり近見はすこし落ちるんですよね。
なので、患者さんのご要望として、
遠くの距離をみたい、ゴルフのときに見やすくなりたいとおっしゃる方、アウトドアな方には、インテンシティやパンオプティクスをおすすめしています。
逆に近くをメインでみたいなという方にはインテンシティよりむしろテクニスシナジーをおすすめしています。
いやいや、遠くも近くも見たい!という方には、
片目にインテンシティ、もう片目にテクニスシナジーを使用するというハイブリッドな方法をおすすめします。
本日は自費多焦点眼内レンズ・インテンシティについてまとめてみました。
白内障の治療・手術に関して、まずは最寄りの眼科にご相談ください。無論、当院にても、多様な眼内レンズをそろえており、しっかりとお話しをしたうえで、どういったレンズがご本人に合うかどうかを納得いくまで相談させていただきます。
すこしでもおかしいな?という時は最寄りの眼科にご相談ください。
病気は、眼科にかかわらず、早期発見早期治療がいい結果につながります。
院長 石川裕人
大阪市「今福鶴見」にある眼科・皮フ科
みらい眼科皮フ科クリニック
当記事は院長石川の個人的見解であり、絶対に紹介した記事や論文等が正しいというわけではございません。
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